鼻づまりの原因とは?鼻がつまって眠れないときはどうすればいいの?

鼻づまりがひどく、毎晩ぐっすり眠れない。働き盛りの男性にとって、眠れないのは疲れも取れずつらいですよね。しかし、原因がわからないまま放置していませんか?「ただの風邪かもしれない……」とそのままにしていると、気付いたときには改善しにくくなっていることがあります。
今回は、鼻づまりに悩んでいる人を対象に、鼻づまりの原因と対処法をご紹介します。鼻づまりに伴う頭痛や集中力低下などに悩んでいる人は必読です!

鼻づまりの原因とは?鼻がつまって眠れないときはどうすればいいの?

鼻づまりは何が原因?

つらい鼻づまりは、風邪やアレルギー性鼻炎のほかにもいくつかの原因が考えられます。まずは鼻づまりの原因を知って、自分の症状に合った適切な対処法を見つけましょう。

風邪・アレルギー性鼻炎

鼻づまりの原因はさまざまありますが、一般的に考えられるのは風邪による急性鼻炎やアレルギー性鼻炎です。これは、鼻の粘膜が腫れ、鼻腔の空気が通りにくくなることによって引き起こされます。

風邪による急性鼻炎や花粉、動物アレルギー、ハウスダストなどのアレルギー性鼻炎の多くは、サラサラとした水っぽい鼻水です。つまり、鼻水がたくさんつまって鼻の通りが悪くなるのではなく、鼻炎によって粘膜が腫れることが鼻づまりの原因というわけです。

蓄膿症・副鼻腔炎などの病気

蓄膿症や副鼻腔炎は、鼻やその周辺にある副鼻腔に炎症が起きることで、膿や粘膜が溜まってしまう症状のことです。風邪を引くと鼻の粘膜の抵抗力が落ちるので、細菌に感染して鼻の病気を引き起こしやすくなります。

細菌に感染して鼻の病気になったときの鼻水は、サラサラではなく、緑や黄色のネバネバした鼻水です。ドロッとした粘着性のある鼻水が鼻腔内に溜まることで、つらい鼻づまりの原因になります。鼻の病気が原因の場合は、手術が必要になるほど悪化することもあるので、ただの鼻づまりだからと放置してしまわないように注意しましょう。

鼻の構造トラブル

鼻の構造トラブルによる鼻づまりの場合は、呼吸をするときに空気の流れを妨げることが原因です。構造トラブルには、「鼻中隔弯曲症」(びちゅうかくわんきょくしょう)や「アデノイドの腫れ」「鼻茸(ポリープ)」などがあります。

鼻中隔弯曲症は、鼻中隔という鼻腔内の壁が曲がる症状です。
アデノイドは口蓋裏側の空気が通る途中にあるため、この部分が腫れると空気の通り道を邪魔してしまいます。
ポリープは副鼻腔の入り口付近にできやすいのが特徴です。副鼻腔炎などの粘膜の腫れを繰り返して慢性化すると腫れが戻らなくなり、ポリープになってしまうことがあります。

仕事が忙しいと病院に行くのを我慢してしまいがちですが、休めないからといって放置しておくと、鼻づまりの症状がますますひどくなる場合もあります。悪化すると日常的に呼吸がつらくなり、仕事にも支障が生じます。無理をせず、早めに鼻づまりを改善する工夫をしましょう。

なぜ片方だけつまるの?

「なぜかいつも、片方だけ鼻がつまる」――そんな経験はありませんか?さっきまで右の鼻がつまっていたのに、数時間後に気がついたら左の鼻がつまっていたなど、一度は経験した人が多いかもしれません。これは、「Nasal Cycle(ネーザル・サイクル)」という生理現象です。Nasal Cycleは、日本語に訳すと「交代性鼻閉」と呼ばれ、一定の感覚で左右交互に鼻呼吸が行われる現象を指します。現代人の約3割もの人が該当するといわれており、体質の問題なので、心配は必要ありません。

しかし、やはり片方ずつでも鼻がつまるのは、呼吸がしにくく苦しいですよね。通常は2~3時間ほどのタイミングで入れ替わるとされますが、一方だけの鼻づまりが半日以上続くような場合は別の原因も考えられますので、我慢せずに耳鼻科へ相談してみましょう。

鼻づまりから引き起こされる不快な症状

鼻づまりから引き起こされる不快な症状

慢性的な鼻づまりを放置しておくと、さらに不快な症状を引き起こす場合があります。ここからは、鼻づまりに関連する不快な症状を解説します。

頭痛

鼻づまりが続くと鈍い頭痛に悩まされ、イライラすることはありませんか?これは、副鼻腔炎などによる炎症が原因と考えられます。鼻の奥の痛みやのどの痛みを感じ、それが原因で顔の神経が刺激されることで、頬や額、こめかみなどに痛みを感じ、「頭が痛い」という症状が引き起こされるのです。

集中力の低下

仕事中もなんだかボーっとして、集中力がない。それは、鼻づまりが原因で呼吸が浅くなり、脳に酸素がうまく運ばれていないことが原因かもしれません。脳に十分な酸素が行き届かないと意識が遠くなり、集中力が低下します。

嗅覚や味覚の低下

鼻がつまると匂いに鈍感になります。私たち人間が、食べ物の味を判断するには、嗅覚が正常に機能している必要があります。鼻づまりで嗅覚が低下すると同時に、味覚も低下してしまうため、食事をしてもおいしく感じなくなってしまいます。

睡眠不足

睡眠時に鼻がつまっていると、息苦しくて鼻呼吸ができません。呼吸が苦しいとゆっくりと睡眠をとることができず、眠りが浅くなり睡眠の質が悪くなってしまいます。また、鼻呼吸ができないと口で呼吸をするためいびきをかきやすく、自分だけでなく同じ寝室の家族にも迷惑をかけてしまうことがあります。

鼻がつまって寝られない!そんなときの対処法

仕事を頑張る男性にとって、毎日の睡眠はとても大切です。つらい鼻づまりを少しでも改善してぐっすり眠りたい!そんなときの、睡眠前の対処法についてご紹介します。

鼻を温める

鼻を温める方法は、いくつかあります。簡単なのは、お風呂に入ったときや温かい飲み物を飲むときに、蒸気で鼻を温める方法です。鼻が温まったら、ゆっくりと深呼吸をしましょう。
寝る前にリラックスしたいときは、蒸しタオルもおすすめです。濡らしたタオルを電子レンジなどで温めて直接鼻に当てます。鼻の通りが良くなったら、鼻をかんでつまりを解消します。

鼻づまり解消アイテムを使う

鼻づまりを解消するための商品がたくさん売られています。例えば、「鼻腔テープ」はテープの力で鼻孔を拡げて呼吸を楽にします。寝る前に鼻に貼るだけなので、簡単に試すことができます。
花粉やハウスダストなどのアレルギー性鼻炎の場合は、「鼻うがい」も効果的です。原因となるアレルゲンを洗い流すことで、粘膜をきれいにして鼻の通りを良くします。

すでに寝る直前で横になっているときは、枕を高くして頭の位置を上げて寝ると少し楽になることがあります。

鼻づまりを根本から防ぐ!

普段の生活からできる鼻づまり予防法をお伝えします。この方法で、根本から鼻づまりを防ぎましょう!

外出するときはマスクを着用

目には見えませんが、外の空気は思っている以上に汚れています。免疫力が落ちていると空気中に潜む細菌に感染してしまい、鼻づまりの原因となる病気を引き起こす可能性があります。少しでもリスクを避けるため、普段からマスクを着用してアレルギー物質の吸引を防ぎましょう。

家に帰ったら、うがいと鼻うがい

鼻の中に侵入してしまったアレルギー物質や細菌は、発症する前に洗い流せば問題ありません。手洗い・うがいと一緒に、鼻うがいの習慣も取り入れましょう。

加湿器を使用する

鼻は、体内に細菌が入らないように粘膜で保護されています。しかし、この粘膜が乾いていると機能が発揮できず、細菌が入ってきても体外に排除することができません。粘膜に適度な湿気を持たせて、保護力を保つ必要があります。
さらに、空気が乾燥していると、細菌が繁殖したり、鼻づまりをより悪化させてしまうこともあるため、加湿器を使用して室内を適度な湿度に保ちましょう。

食生活から改善する

慢性的に鼻づまりを起こしやすい人は、粘膜が弱い体質の可能性があります。βカロテンには粘膜を丈夫にする働きがあるので、積極的に取り入れてみましょう。また、緑茶に含まれるカテキンは抗菌力と殺菌力に優れているため、免疫力を高める効果があります。鼻づまり予防に、普段の食生活に取り入れてみましょう。

薬や医療に頼ることも大切ですが、自分自身で身を守る努力も必要です。普段から鼻づまりの予防をしておけば、ひどい症状に悩まされずに済むかもしれません。

つらい鼻づまりは早めに解消!

どんなにつらい症状でも、働き盛りの男性にとって、鼻づまりを理由に会社を休んでまで病院に行くのは、勇気がいります。しかし、「たかが鼻づまり」と我慢して、そのまま放置は禁物。重症化してしまう前に、しっかりと原因を調べて元を断ち、つらい鼻づまりを早めに解消することが大切です。